フォトグラファーの長山一樹氏とSouthwickのコラボアイテム
80年代の空気感漂うスーツをイメージソースに、高いクオリティの素材、縫製で仕上げたダブルブレストスーツ。
使用したシアサッカー素材は、3重ビーム織り機を使用しタテ糸の張力の差で凹凸を出しています。織りに時間をかけて高密度に仕上げた、浜松の国産シアサッカー素材です。特に綿/シルクのシアサッカーは独特な凹凸があり、涼しく、軽く、滑らかな肌触りが特徴。一度着用するとその魅力に魅了されてしまう、そんな素材感となっております。
今回長山一樹氏とコラボするにあたり、新規にパターンを開発したSouthwickオリジナルモデル。上下共にゆとりあるフィット、ジャケットはダブルブレスト6ボタン型のナチュラルショルダー、スラックスはアウトプリーツの3タック型にて完成させています。
こちらのアイテムは、日本有数のスーツ専門ファクトリーであり、国内外で高い評価を受けているファイブワンファクトリーにて仕立てています。ひとつひとつの工程に時間をかけた丁寧な仕事もさることながら、中間工程でのハンドアイロンワークをとても大事に仕立てることで、身体を優しく包み込むような美しい流線を描き、袖を通した時の柔らかさ、軽さ、着心地の良さを感じていただけるスーツとなっております。
【Photographer 長山一樹】
1982年、神奈川県横浜市生まれ。高校卒業後、スタジオ勤務を経て守本勝英に師事。
2007年に独立し、ファッションや広告、フォトブックなどコマーシャル界の第一線で活躍。最近ではYouTubeで話題の番組「THE FIRST TAKE」の撮影などでも話題に。
SHIPSでも長年にわたりシーズンカタログとビジュアルの撮影を担当。ラルフローレンやブルックスブラザーズなどをこよなく愛す、大のアメトラ好きとして知られる。
【Southwick】(サウスウィック)
「Southwick（サウスウィック）」は、イタリア系移民のニコラス＆ビトのグリエゴ兄弟によって、1929年米国マサチューセッツ州・ローレンスに設立されたテーラリングファクトリー。
当初は、英国のスーツスタイルに影響を受けた製品が主だったが、その後ナチュラルショルダーを新たに提案し、いま現在までアメリカントラディショナルの神髄として受け継がれている独自のスタイルを確立。
2020年までは、Brooks Brothers社の傘下にて同社における最高峰ラインのスーツを製作。メイド・イン・USAを貫く希少なファクトリーとして、数多くのブランドのOEMも手掛けてきた。
2022年春夏シーズンからはシップスが継承し、米国製を中心に同ブランド初となる日本製のアイテムなど幅広く展開している。
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